現代経済研究室・国際問題研究室共催研究会のご案内
下記の要領で、 現代経済研究室・国際問題研究室共催研究会を開催します。
テーマ 中国の少⼦⾼齢化と社会福祉制度
報告者 片山ゆき(ニッセイ基礎研究所保険研究部主任研究員)
日 時 2024年6月28日(金)14時~16時
参加費 無料
場 所 Zoom報告
中国の人口動態、社会保障財政、社会保障が抱える課題を概観し、今後の中国の社会保障制度がどのような方向に向かおうとしているのかを解説します。
※zoom招待URLおよび事前資料は、お申し込みされた方へ、前日午後5時頃にお送りいたします。
【概要】
中国では出生率の低下による若年人口や労働人口の減少、更には平均寿命の延伸によって少子高齢化が急速に進展している。社会の担い手、働き手が減少する中で、更に長寿化が進めば社会サービスや社会保障の負担増が頭をもたげてくる。
国や地方財政が厳しさを増す中で、社会保障制度を持続可能なものにしていくにはどうするべきか。中国がとった策は、更なる給付拡充を目的とした財政投入や国債の増発など、国の責任の強化ではない。むしろ、民間保険を中心とする“市場”を積極的に活用し、市場と連携することによる自助の強化、リスク保障の底上げである。
本報告では、中国の人口動態、社会保障財政、社会保障が抱える課題を概観しながら、今後、中国の社会保障制度がどのような方向に向かおうとしているのかを解説する。
【報告者紹介】
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